サブタイトル
『プラムフィールドの嵐』 一度書いた感想を間違えて消してしまった…。もう一度同じものを書く気力もない…けど、できるかぎり思い出してみよう。
僕はダンが好き。乱暴なところはイヤだけど、ダンのような悩める少年は好きだなぁ。実際に彼みたいな人がいたら怖くて近づけないと思うけど、一人になったときの彼の表情はいい。
「自分はどう生きたらいいんだ?」という目をしている。あれがいいなぁ。
僕も、15歳~17,8歳の頃なんかは「ワル」だった。いや、見た目はおとなしそうだったかもしれないけど、心の中で気に入らない大人に暴力を振るったりしていた。でも、大人を殴る想像をしたとき、心が痛んだ。いや、何より心の中とはいえ、人に暴力を振るう自分が怖かった。さらに「自分はなんて野蛮な人間になんだ」って思った。それによって、暴力を振るおうなんて思うこともやめたものだった。
おかげさまで、僕は今まで一度も人を殴ったり叩いたりせずに大きくなることができた。物に当たってしまったことは何度もあったけど…。でも、それも大きくなるにつれて減ってきた。いずれは一切なくしたいと思っている。いや、今すぐにでも非暴力の人間になりたい。
話がそれちゃったね。
僕はたしかに暴力が嫌いだけど、ダンの心中に思いをめぐらすと、彼を無下に責めることもできない。15歳…。この年頃は、大人の汚いところが見えはじめ、大人の言うことにいちいち反発したくなる年頃だよね。乱暴なダンに不快感も覚えるけど、彼にも何か、乱暴ばかりする理由があるはず。この先の話を観ながら、彼の言動を見守りたい。
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